黒しばわんこの戦跡ガイド

埼玉県の岩窟ホテル

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✅21年かけて造られた傑作

埼玉県の吉見町には横穴墓群の遺跡「吉見百穴(よしみひゃくあな)」がありますが、その目と鼻の先にこれまた奇妙な廃墟があります。「岩窟ホテル」、正式名は「巌窟ホテル高荘館」といい、1904年から高橋峰吉氏という男性が21年かけてノミを使い掘り進めた洞窟…というより宮殿です。

✅岩窟掘ってる?

岩窟ホテルは、元々アルコール醸造用冷蔵庫に使用する気で作り始められたそうです。
周囲の方々がその様子を見て、「岩窟掘ってる」と言ったところから「岩窟ホテル」となったらしいですね。シャレですね...笑

高橋峯吉さんは掘り進める内に楽しさを覚えたのか、当初の計画の冷蔵庫どころか部屋やベランダ、階段なども作ってしまいます。その甲斐あって、大正時代初頭に見物人が殺到するほどになったのです。また、高橋峯吉さんが亡くなると養子の泰治氏が引き継いでいます。

現在は所有者がいる管理物件なので周囲はフェンスで囲まれており、中に入ることはできないので雰囲気を楽しむのみになります。



✅心霊スポット?

岩窟ホテルを調べてみると、吉見百穴と同様に’’心霊スポット’’という情報も出てきます。
2階の窓枠部分に出るらしいですね。
真相はどうなのでしょうか??

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ポチ太郎

ポチ太郎

戦跡と旅行と黒柴が好きな管理人です。
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