黒しばわんこの気まま人生

館山海軍航空隊’’赤山地下壕跡’’

calendar





 

✅敵を惑わす地下要塞

千葉県館山市の海上自衛隊館山航空基地近くにある赤山地下壕は、全長約1.6kmの比較的大きな壕です。壕内には発電所跡・応急治療所跡などを見ることができます。

赤山地下壕がつくられた時期は、壕に関する資料がほとんど確認できていないため、はっきりとわかっていないようですが終戦前に造られた壕ではないかといわれています。戦争当時造られた他の壕の「壕」と「壕」の間の長さが一般的に10mから20m以上であることに対して、赤山地下壕は5~10mと狭くなっている急造的なつくりから終戦がさし迫った1944年より後に建設されたと考えられています。また、太平洋戦争の終りに近づき米軍の空襲が激しくなってからは館山海軍航空隊の防空壕として使われたことが、発電所で働いた証言や救護を行った体験、壕の中で館山海軍航空隊の事務をおこなったという体験や証言から知ることができます。

✅短いようだけど見どころは多い

地下壕全体では1.6キロもありますが、見学できるのは250mのみです。その距離の中でも発電所跡や応急処置室、ガンルームなどを見ることができます。

また壁面に目を向けると地層の影響からか壁全体が黒と白のコントラストのようになっていて中々綺麗です。この辺りの地層を形成しているのは砂岩や泥岩です。比較的柔らかいこれらの地質は掘りやすいという特性もありますが、反面では空襲による振動があると天井の土がパラパラと落ちてくるそうです。ツルハシで作ったであろうこの壕でも、壁面に触るとツルハシの跡がついています。

壕内の温度は年を通してほぼ一定であることからキノコの栽培に利用されていたこともあったそうです。

電話線跡

電話が設置してあり、左の窪みに腰かけて電話番が勤務していたようです。

ガンルームと呼ばれていた場所で、少尉クラスの士官たちの部屋のようです。四角く凹んだ部分に、天皇陛下の御真影を安置していました。

✅多数の入り口があるようです

広い壕ですから、様々な場所に入り口があります。簡単に見つけられるのは赤山地下壕裏の掩体壕に行く道中にあります。他にもあるようですが住宅の裏にあったりするようなので、見学の際はTPOを考えて行動しないといけませんね^^;

赤山地下壕跡の情報

TEL/FAX 0470-24‐1911
入壕時に豊津ホール(地下壕入り口脇)で受付が必要となります。
【個人】一般200円・小中高校生100円
【団体】(20名以上で入壕の場合):一般150円・小中高校生50円
【入壕料の免除規定あり、HPをご確認ください】

午前9時30分~午後4時(受付は3時30まで)

<休壕日>
※壕内定期点検のため毎月第三火曜日は休壕します。
(ただし第三火曜日が休日の場合はその翌日とします)
※年末年始(12月29日~1月3日)
※選挙等行事のため臨時休壕となることがあります。(受付の豊津ホールが投票所となるため)

駐車場:あり(大型バス:2台/乗用車:18台)

この記事をシェアする

自己紹介

ポチ太郎

ポチ太郎

アラサー独り身旅好き男。 仕事のストレスは趣味のダイビング・スノボー・サバゲー・一人旅で発散しています! [詳細]