南冥の塔
沖縄戦での激戦地、摩文仁の地にある平和祈念公園内には様々な慰霊塔があります。
その中の一つに「南冥の塔」があります。
「沖縄師範健児の塔」や「「風部隊之碑」の近くにあり、慰霊塔の後ろの岩場にはガマがあります。
この一帯には、米軍に追い詰められ逃げ場を失った多数の日本の軍人・軍属・一般住民が連日連夜の砲爆撃により亡くなっています。
幾多の屍が横たう光景を見た日系二世の米兵「ヤマモト タツオ」が中心となり、一帯に放置されていた身元不明の遺骨一万二千柱を収骨して「南冥之塔」を建立されました。