黒しばわんこの戦跡ガイド

細い獣道の先には…「喜屋武岬」

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平和記念公園や黎明の塔、健児の塔から見ると南西に行った場所にあるのが「喜屋武岬」です。高さが約20メートルの断崖が連なる場所で、この岬を境にして太平洋と東シナ海に分かれています。国指定名勝・天然記念物である「喜屋武海岸及び荒崎海岸」として登録されていて、180度の障害物の無いパノラマを見ることができます。

 正直なところ、観光地かと言われると微妙なのですが…。ここに行きつくまでの道が車一台分くらいしかないあぜ道だったり、車よりも高い背丈の雑草の生えたカーブの道でかなり見通しが悪かったりとペーパードライバーには怖い場所です^^; 私はペーパーではないですが、「これ対向車来たら終わるわぁ~」とビクビクしながら運転してました笑 結局、喜屋武岬で人を見ることはなかったですけど!!

まぁ、ガイドブックに載ってなさそうな場所ですし、ここに来る人は中々いないでしょう!

喜屋武岬までの道は舗装されていないあぜ道ですが、岬自体は駐車場も約6台ほどの駐車場も用意されており、展望デッキ、公衆トイレも用意されています。糸満市の公式HPによるとおすすめの時間帯は快晴の日の11~13時だそうです。それより早いと水面がキラキラ光って見にくいのだそう。

岬からは喜屋武海岸とその先に荒崎海岸を望めます。この荒崎海岸が沖縄本島最南端の場所だそうです。

そして、水色のモニュメントが慰霊のために建てられた「平和の塔」です。

この場所も含めて、沖縄南部は沖縄戦において激戦地となっています。この喜屋武岬も米軍に追い込まれた第62師団や一般住民らの最後の場所になってしまいます。第62師団は沖縄においては嘉数高地の戦い等に参加しており、その後の南部撤退で喜屋武岬に行きついています。

喜屋武岬に行く際はそういった場所でもあるということは忘れずに行きましょう。


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ポチ太郎

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戦跡と旅行と黒柴が好きな管理人です。
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