名称 | 焼け残った電柱 | |||
住所 | 〒111-0055 東京都台東区三筋1丁目13−12 | |||
解説 | 東京大空襲などを経て焼け残った電柱。 現在はレプリカが道に展示してあり、本物は別に保管してある。 |
難度 | ||
A (行きやすい) |
今日は東京都台東区にある「焼け残った電柱」だべ
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ポチ太郎
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ハチ公
焼けた電柱が今も残してあるんですか!?
東京都台東区、都営大江戸線の新御徒町駅近くには東京大空襲を経て焼け残った電柱がありました。
現在は陶器製のレプリカで別の場所に本物は保管してあるそうですが、何も知らずに見たら気づかないほどよくできています。
場所は梅森稲荷神社の向かいにあり、住宅街の真っ只中にあります。
✅現在残っている物はレプリカ
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第二次大戦下の1945(昭和20)年3月10日米軍機B29による東京大空襲で、10万以上の貴重な人命が失われ、三筋町も一面に火の海と成りました。辛うじて焼け残ったこの電柱には当時の惨状が刻み込まれています。私達はこの悲惨な歴史の生き証人としての電柱を保存することにより、あのような悲劇をひき起した戦争を二度とくり返さないことを神に誓い、恒久の世界平和を宣言するものであります。
Mar.10.1988 焼け残った電柱を保存する会
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東京大空襲は太平洋戦争末期に米軍により行われた無差別爆撃で、東京は1944年後半から約106回の爆撃をされています。
その中でも、1945年3月10日、4月13日、4月15日、5月24日未明、5月25日~26日の爆撃は大規模なもので、特に3月10日の爆撃では100万人以上の罹災者が出ました。
アメリカボーイング社が開発した空の超要塞「B-29 スーパーフォートレス」により焼夷弾爆撃が行われました。
日本軍に連戦勝利した米軍は、制圧した土地に飛行場を建設し、B-29の航空能力も含めほぼ日本全土を空襲可能圏内としました。
主なターゲットは戦中日本の2大航空会社「三菱重工」と「中島飛行機」でしたが、日本各地の都市部にも爆撃が行われたので各地で民間人の被害が出ました。