↓↓↓↓↓以前の記事もどうぞ↓↓↓↓↓
いよいよモンサンミッシェル修道院の中へ入っていきます。
モン・サン・ミッシェル修道院付属教会は、海抜80メートルの岩山の土台の上に建っている教会です。交差ヴォールトや小さ目の窓が特徴のロマネスク様式だった内陣は1421年に崩壊されてしまい、現在建っている教会は100年戦争後に再建されたフランボアイヤン式ゴシック様式となっています。ゴシック様式は大きい窓やステンドグラス、リブヴォールトが特徴です。モンサンミッシェル内は壊されては再建という流れがあったため、様々な建築様式が混ざった様相になっています。
この教会は壁の色や光が差した時の内陣が神秘的な雰囲気を漂わせるとのことでしたが、撮影した写真はそんな雰囲気が微塵もないのが残念^^;
回廊は建物全体の上部にあるため、重量を軽減するために木材が用いられ2列に並んだ柱はわずかにずれた形で組んであり、見た目にも常に変化が生まれるようになっておりその美しさに「西洋の驚異」といわれる片鱗が垣間見れます。中庭は立ち入り禁止となっています。
かつて修行僧らが食事をしていた場所です。かなり広い空間となっていて、天気が良ければ日差しが差し込んでとても綺麗に室内を照らしてくれるはずです。
「ラ・メルヴァイユ」と呼ばれる棟の二階部分にあり、王や貴族たちを迎えるために使われた部屋です。ゴシック様式の柱や天井のアーチは日本ではなかなか見ることはないので感動します!