✅東山区の桜の名所
京都の東山区には昔、船の運搬に使われた傾斜鉄道跡があります。これが「蹴上インクライン」という場所で、現在は歩けるように整備してあります。南禅寺の近くにあり、全長582mの世界最長の傾斜鉄道跡で、高低差は約36メートルの琵琶湖疏水の斜面に船を運航するため敷設されました。また春には線路沿いに植えられた「ソメイヨシノ」や「ヤマザクラ」が咲き乱れ、カメラを持った方たちが思い思いに写真を撮っています。
✅船を運ぶ台車
✅船溜
✅インクライン(傾斜鉄道)とは
’’インクライン’’は船溜に到着した船を高低差のある場所へ運ぶものです。蹴上にあるインクラインは、蹴上船溜に到着した船を台車に乗せて、乗客が船から降りることなく坂を昇降させます。当初、水車動力を利用して巻上機(ウインチ)と水中の滑車を回してワイヤロープで引揚げる予定でしたが、水車動力から電力使用に変更になって蹴上発電所が建設されることになりました。1891年から1948年まで実用されていました。
✅水道管
✅蹴上インクラインの情報
24時間開放
地下鉄「蹴上駅」下車、徒歩約3分
市バス「法勝寺」下車、徒歩約5分
地下鉄「蹴上駅」下車、徒歩約3分
市バス「法勝寺」下車、徒歩約5分