秩父の山奥の中津川に日窒鉱山の社宅群があるべよ
ポチ太郎
✅秩父から約50㎞
秩父から国道299号線を北上していき途中南下していくと「ニッチツ村」、正式名「小倉沢集落」にたどり着きます。
こちらは廃墟のような風貌ですが、しっかりとした管理物件。
現在でも稼働している日窒秩父事業場が管理しているとのことなので、中に侵入することは慎みましょう!
ドアとか開いていたりするので道路から中が見ることもできます。
昭和25年8月1日に設立された株式会社ニッチツは、「機械本部」「マテリアル本部」「ハイシリカ本部」「施設本部」「資源開発本部」「建材本部」を主軸に操業しています。この秩父事業所には「資源開発本部」が置かれており、石灰石と珪砂を採掘しているようです。
そんな工場群を横目に坂を登っていくと社宅や工場跡が現れます。
現在は廃墟となっていますが、鉱山が現役だった時代には最盛期で約2000人もの人たちが暮らしていたとのことで、廃墟の中には住居跡の他に学校跡も存在しています。管理物件でテープが張られていたので入ることはしませんでしたが^^;
建物内は大体は荒れ放題ですが、中には本や新聞が落ちていて、日付を確認すると1970年前後の日付でした。
50年前の新聞とか昔の本を見るとテンションが上がりますね!
確かに人がいたんだ...と!!
また、工場近くにある現在も稼働中の郵便局や掲示板がいい味だしています。
同じ秩父の廃墟でも嶽集落とは違い、あまり怖いといった感じはないですね。
廃墟探索が初めてでも楽しめるかなと思います。