今日は千葉県中央の千葉公園に残る「架橋演習用橋脚」だべ
ポチ太郎
ハチ公
千葉公園には他にも「演習用トンネル」なども残っています!!
千葉公園から作草部、千葉経済大学や医療センターなどの一帯にはかつて陸軍の鉄道聯隊の施設が集まっていました。
そして、かつて鉄道聯隊が訓練に使用していた橋脚が千葉公園内に残っています。
ハチ公
橋脚ってなんですか??
高低差がある場所に線路を敷く時にその差を補完したり、道路を跨らせる時に持ち上げてる線路を支えてる土台のことだべ。分かりやすいのはプラレールの黄色いやつだべ
ポチ太郎
✅かつての千葉公園付近
現在の千葉公園付近は、作業場として使われていました。
演習用橋脚は橋を架ける訓練、演習用トンネルはトンネル工事を想定した訓練に使用されていました。
✅架橋演習用橋脚
千葉市に残る戦跡
架橋演習用橋脚
明治41年(1908年)6月の交通兵旅団と鉄道聯隊第二大隊の椿森移転以来、本市には、陸軍歩兵学校、気球聯隊など多くの陸軍施設が中央区(椿森・弁天)や稲毛区(作草部・天台・穴川・園生)の台地に集積し、その総面積は約462ヘクタール(約140万坪)に及びました。
大正7年(1918年)、鉄道聯隊の改編により千葉町に鉄道第一聯隊、津田沼町に第二聯隊が設置されました。現在の千葉公園綿打池付近から千葉東高校南側付近までの一帯は、鉄道代位聯隊の演習用の作業場となっていました。このコンクリート製の橋脚は架橋演習に使用されており、このほかにも、千葉公園内にはトンネル工事演習に使用されていたコンクリート製のドームが残るなど、昔日の面影を今に伝えています。