うふなー橋
名称 | うふなー橋 | |||
住所 | 〒901-3501 沖縄県島尻郡渡嘉敷村渡嘉敷 |
|||
解説 | 渡嘉敷集落の近くに残っている大岩。 昔、渡嘉敷島に住んでいた「鬼慶良間」により架けられた橋とされる。 |
難度 | ||
A |
✅うふなー橋と大谷辻歌碑
今日は沖縄県の渡嘉敷島にある「うふなー橋&大谷辻歌碑」だべ
ポチ太郎
ハチ公
渡嘉敷集落のすぐ近くにありますね!
沖縄県の各地には力持ちの大男の伝説がよくありますが、渡嘉敷島にも力持ちの男の伝説があります。
渡嘉敷港のある渡嘉敷集落を出てすぐに道端にあるのが「うふなー橋&大谷辻歌碑」です。
昔、琉球王国に仕えていた心の優しい大男が渡嘉敷島に住み始めました。
彼は「鬼慶良間」と呼ばれ、道路の修繕やソテツを植樹するなど、住民の為に色々働いていました。
ハチ公
「鬼慶良間」は公務員みたいですね!
きっと琉球王国から出向してきたんだべさ
ポチ太郎
そんな鬼慶良間を気に入らない男がいました。
「阿波連弁慶」という男は、鬼慶良間が住民の為に架けた橋を破壊してしまいます。
架け直しては破壊、架け直しては破壊というイタチごっこに、住民達は困ってしまいました。
そこで鬼慶良間は、大岩を担いで橋を架けました。
さすがの阿波連弁慶も岩は破壊できず、住民達も無事に橋を使うことができるようになりました。
ハチ公
阿波連弁慶…なんというかませ犬…!
✅うふなー橋
✅鬼慶良間が架けた橋「うふなー橋」
鬼慶良間が亡くなる前、お世話になった人の墓石を建てている時だったそうです。
鬼慶良間が生前、「墓石が持ち上がらない時はオニギラマヒャーヌエイと唱えながら建ててみて」と言い残したそう。
その後、案の定墓石は持ち上げることができず、鬼慶良間の言った通りに唱えながら持ち上げてみると、無事に墓石が持ち上がり墓石を綺麗に納めることができたという伝説があるそうです。
✅大谷辻歌碑
「大谷辻」は渡嘉敷島に古くから伝わっている民謡で、これからも歌い継がれるために建立されたそうです。