名称 | 気象観測所 | |||
住所 | 〒899-0212 鹿児島県出水市上知識町410 |
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解説 | 出水海軍航空隊が設置され、最初は無線通信所として使用されたが、通信所が移設された後は気象観測所として運用されました。 現在は人家の敷地になっている。 レンガには機銃掃射痕と思われる損傷がある。 |
難度 | ||
A |
✅気象観測所
今日は鹿児島県出水市に残っている「気象観測所」だべ
ポチ太郎
ハチ公
現在は民家の一部になっていますね!
鹿児島県出水市には出水海軍航空基地が置かれていました。
出水基地の始まりは、航空要員の大量養成のために設置された練習航空隊です。
予科練や動員された予備学生の操縦教育が行われていました。
その後、戦況悪化してくると出水基地も練習航空隊から正式な作戦基地に変更、練習航空隊の機能は朝鮮の光州へ移転します。
出水基地には第五航空艦隊攻撃第四〇五、四〇六飛行隊(銀河隊)が配置されました。
出水基地の時代に建築された建物や防空壕・掩体壕がいくつも残っていますが、その中の一つが「気象観測所跡」です。
航空隊設置当初は「無線通信所」として使用されていました。
作戦基地として転用される際に無線通信所が移転された為、跡地が「気象観測所」として使用されるようになりました。
✅外壁に見られる損傷
外壁には機銃掃射痕のように見える損傷が数多くあります。
軍需工場がある場所や航空基地がある場所、大都市は空襲のターゲットとされていましたが、出水市も幾度も空襲被害を受けています。