名称 | 戦闘指揮所地下壕(特攻碑公園内) | |||
住所 | 〒899-0217 鹿児島県出水市平和町135 |
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解説 | 昭和19年に開設された戦闘指揮所で、空襲の激化のために全ての戦闘指揮をこの地下で行っていた。入口は現在は公園内に残る2ヵ所のみになっているが、全部で4ヵ所の入り口が存在していた。 | 難度 | ||
A (行きやすい) |
今日は鹿児島県出水市の特攻碑公園内にある「戦闘指揮所地下壕」だべ
ポチ太郎
ハチ公
9:00~17:00の間は中に入れるようです!
鹿児島県出水市にはかつて出水海軍航空基地がありました。
現在の特攻碑公園周辺の300ヘクタールにも及ぶ広さを有していました。
鹿児島県で「特攻」といえば知覧航空基地が知られていますが、他にも南さつま市の万世航空基地や出水海軍航空基地からも特攻隊は飛び立っています。
出水海軍航空基地にはゼロ戦や紫電、彗星、一式陸攻、銀河などが配備されていました。
跡地である特攻碑公園内には、いくつかの碑の他、地下戦闘指揮所が残されています。
地下戦闘指揮所の中に入れる時間が決まっているので、アクセスする際には調べてから行くことをお勧めします。
✅戦闘指揮所地下壕
鉄柵がされているので、開錠時間以外は中に入ることができません。
✅地下へ続く階段
割と地下深くまで階段が続いています。
浅すぎると激化していた空襲に耐えられない為だと思われます。
階段を降りきると、かつては別の入口へ繋がっていたであろう通路跡があります。
かつては4ヵ所の入口がありましたが、空襲によって崩落して現在は2ヵ所のみが残っています。
✅地下戦闘指揮所
入口から向かい側の入り口まで20mくらいでしょうか。
左側の窓のようなものは隣にある通路に繋がっています。
✅地下戦闘指揮所横の通路
✅ 93式中間練習機(赤トンボ)の骨格
終戦後、農家に保管してあった物が展示されています。
✅ 九六式陸上攻撃機の翼の残骸
出水基地まで進軍してきた松島空の機体で、帰投する途中にグラマン戦闘機の襲撃にあい撃墜された。
✅ もう一方の出口へ
特攻碑公園内の反対側ら辺の出口に出てきます。
この出口の丁度上辺りに友軍機のプロペラが展示されています。