黒しばわんこの戦跡ガイド

宜野湾市嘉数の「テラガマ」と「嘉数野戦病院壕」

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今日は宜野湾市の「テラガマ」についてだべ
ポチ太郎
ポチ太郎

ハチ公
ハチ公
バイパスのファミマの隣にあるガマですね!
つっかえ棒みたいなのが印象的なガマです!

✅周囲の開発で現在の姿に


浦添バイパス沿いにあるファミリーマート嘉数2丁目店の隣にあるのが「テラガマ」です。
かつては奥行のある自然洞窟でしたが、バイパスの開通などにより現在は奥行は7~8mくらいになっています。
補強のための支柱が印象的なガマです。

元々は拝所で最奥に拝所があります。

✅テラガマ入り口

バイパスと、嘉数高台公園や比屋良川公園を結ぶ道の合流地点にあります。一番の目印はファミリーマート嘉数2丁目店です。駐車場から出るとすぐにあるので分かりやすいです。

✅内部

2本の支柱があります。普通に立てるくらいの余裕のある高さがあります。

✅奥には拝所があります。

ガマといえど現在は奥行はほとんどありません。

テラガマの近くにはもう一つの壕跡があるべよ
ポチ太郎
ポチ太郎

ハチ公
ハチ公
あの不自然なフェンスですか?
小山になっているから確かに壕もありそうですね!

✅テラガマから見えるバイパス向かいの不自然なフェンス

テラガマ付近からバイパス向かいを見てみると不自然なフェンスがあります。これは「嘉数野戦病院跡」で、現在でも小高い丘のようになっているこの付近に壕が張り巡らされているようです。壕口はいくつかありますが、フェンスがあるので中には入ることはできません。

✅嘉数野戦病院壕内部

フェンスの隙間から撮影。下に降りれるようになっていますが、その先も結構広そうです。

✅第62師団の壕

嘉数野戦病院壕は第62師団(石部隊)に使用されていました。
嘉数高地を中心に日本軍は陣地構築を行っていましたが、嘉数高地に程近いこの場所では、米軍上陸前においては空襲や艦砲射撃により負傷した兵の治療を行っていましたが、米軍上陸後の4月6日頃には後方へ撤退していきました。

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ポチ太郎

ポチ太郎

戦跡と旅行と黒柴が好きな管理人です。
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