名称 | パイナガマビーチの機関銃壕 | |||
住所 | 〒906-0013 沖縄県宮古島市平良下里356−63 |
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解説 | パイナガマビーチの隅に残っているトーチカで、ビーチからは銃眼の存在のみで存在を知ることができる。 内部は2m四方の空間があり、約8m程離れた位置に縦穴の壕口があり内部に繋がっている 満潮時は銃眼まで水位が達する。 |
難度 | ||
A |
✅パイナガマビーチの機関銃壕
今日は沖縄県宮古島市平良下里にある「パイナガマビーチの機関銃壕」だべ
ポチ太郎
ハチ公
パイナガマビーチは市街地にあるビーチで観光客も多い場所ですね!
宮古島市の平良港とトゥリバー海浜公園の間にあるのが「パイナガマビーチ」です。
市街地の中にあるビーチには近隣住民や観光客など多くの人が訪れています。
パイナガマビーチの端、トゥリバー側の隅にひっそりと標柱が立っています。
ここにあるのが「パイナガマビーチの機関銃壕」です。
パイナガマビーチの岩壁に開いた銃眼のみが、トーチカの存在を主張しています。
しかし、いくら主張しようとビーチの端っこにあるので人はほぼいません。
石灰岩の岩壁には多種多様の植物が自生しています。
時期によっては銃眼も草に覆われてしまうかもしれません。
✅銃眼
奥に行くほど狭くなっていて扇形の形状をしています。
銃眼はコンクリートで補強されていますが、内部は石灰岩を掘り込んだだけの状態のようです。
内部の広さは2m四方のスペースがあり、約8m離れた場所に4m程の縦穴の壕口がありました。
現在は壕口は埋没してしまったようです。
もっとも壕口が現存していても草木が生えすぎて見つけられる気がしません。
宮古島は米軍上陸が懸念されていただけに、海岸線や海岸近くに銃眼や特攻艇秘匿壕が多くあります。
いかに水際で阻止しようとしたかが分かります。