中飛行場戦闘指揮所
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県内唯一現存する、飛行場に設けられた指揮所
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陸軍中飛行場戦闘指揮所跡
沖縄県の宮古島の中央付近にある遺構です。畑の中にあるコンクリート製遺構で、入口から入ると更に壁があるという二層構造の壁になっている。内部は崩壊も進んでおり、瓦礫が多い。壁面を見てみると、お城にある「狭間」のような穴がある。
飛行場に設けられた戦闘指揮所跡として現存しているこの戦跡は、沖縄県内唯一のものです。宮古島での地上戦が激化した時を想定し、非常時に指揮官が中に入って指揮をとる目的で造られましたが、地上戦をすることなく終戦となったため、指揮所としての利用はありませんでした。この指揮所は、「独立機関銃第18大隊山内小隊」が利用した記録が残っています。
【案内看板より引用】