名称 | 山砲座跡 | |||
住所 | 〒897-0306 鹿児島県南九州市知覧町西元 (Googlemap:31.366713, 130.410901) |
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解説 | 激しい米軍の爆撃機に耐えかね、本来は対空火器として使わない山砲が代用で使われた場所。 | 難度 | ||
C (山道は車一台分の幅しかない) |
今日は鹿児島県南九州市知覧町にある「山砲座跡」だべ
ポチ太郎
ハチ公
知覧市街から外れ、猿山の上にあります!!
知覧市街から外れた猿山の上に「山砲座跡」があります。
山砲座までの道は車一台分の幅しかなく、片側が崖になっているので運転に慣れていない人は注意が必要です。
頂上の山砲座には駐車スペースは余裕をもってとられています。
知覧特攻基地の西側にある猿山の地下には縦横に岩盤を採掘してつくられた防空壕がありました。
しかし、壕の完成よりも敗戦の方が早く、壕が完成することは永遠になくなりました。
固い岩盤であったため、ダイナマイトにより砕いてトロッコで搬出していたため、現在でもトロッコの敷設跡が残っているようです。
✅猿山 山砲座跡
✅山砲座跡
山砲座跡
太平洋戦争末期、本土に米軍の爆撃機が姿を現すようになって、知覧の飛行場でも対空火器の配備が始まりました。
本来は対空火器ではない山砲が、あまりの空爆の激しさに耐えかね、代用として使われました。
山砲は車輪・砲身などに分解され、人が肩に担いで山頂まで運ばれました。
この猿山にあった山砲は、知覧の飛行場で初めて据えられた対空火器でした。