名称 | 衛兵塔(特攻碑公園内) | |||
住所 | 〒899-0217 鹿児島県出水市平和町135 |
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解説 | 出水海軍航空基地が存在していた時、正面道路脇に設置され立哨していた。現在は特攻碑公園に移設されていつでも見ることができる。 | 難度 | ||
A (行きやすい) |
今日は鹿児島県出水市平和町の特攻碑公園内にある「衛兵塔」だべ
ポチ太郎
ハチ公
出水市には「出水海軍航空基地」が存在していました!!
鹿児島県出水市には「出水海軍航空隊」が置かれており、現在の特攻碑公園周辺には出水海軍航空基地が存在していました。
出水海軍航空基地の歴史 | |
昭和18年4月15日 | 開隊 練習航空隊として予備学生、甲種予科練等の陸練操縦教育を担当 |
昭和19年3月1日 | 鹿児島海軍航空隊卒業の甲飛12期入隊 |
昭和19年3月15日 | 国分分遣隊が設置される |
昭和19年8月1日 | 国分分遣隊が国分海軍航空隊に昇格する |
昭和20年2月11日 | 第一出水航空隊と改称。 出水海軍航空基地が実践基地として使用されることになり、練習航空隊は朝鮮半島の光州(クァンジュ)海軍航空隊として終戦まで訓練を続けた。 出水海軍航空基地は特攻基地として「銀河」を使用した特攻隊が進出し、天一号作戦・菊水作戦に参加した。 |
現在では公園周辺も長閑な住宅街に変貌し、その中ではほぼかつての面影を見ることはできませんが、注意深く見てみると取り壊されずに現存している施設もいくつか存在しています。
今回の「衛兵塔」は、出水海軍航空基地の道路脇に設置されていたもので、立哨にあたっていた兵がこの中に入って使用していました。
現在は特攻碑公園内に移設されています。
✅衛兵塔
衛兵塔
旧出水海軍航空隊の正面道路脇に設置され、基地の入り口に衛兵が立哨し警備をしたところです。
衛兵塔の外壁には、爆撃による弾痕が残されています。出水市教育委員会
側面には機銃掃射や爆撃の被害を物語った破損した部分も確認できます。
広さは人一人立つのに丁度よい広さです。
しかし、腕を広げたりすることはできません。
座面がないので中では立っているしかありません。