名称 | 具志頭浜の特攻艇秘匿壕 | |||
住所 | 沖縄県島尻郡八重瀬町具志頭 | |||
解説 | 沖縄本島南部にある八重瀬町の具志頭浜に放置されている特攻艇秘匿壕。 陸軍の海上特攻兵器「マルレ」を隠していたと思われる。 L字の形状をしていて、15m程の直線部分と、横にスペースが構築されている。 |
難度 | ||
C(分かり辛い) |
今日は沖縄県島尻郡八重瀬町具志頭に残る「特攻艇秘匿壕」だべ
ポチ太郎
ハチ公
特攻艇秘匿壕は各地にありますね!
沖縄県南部にある八重瀬町には具志頭という地域があります。
具志頭城付近には甲斐之塔や土佐之塔という慰霊塔、クラシンウジョウというガマなどが残っています。
これらが集まる丘陵とは川を挟んだ対岸に「特攻艇秘匿壕」が残っています。
特攻艇の入口前は池になっている為、丘陵裏手から大回りしてくる必要があります。
✅特攻艇秘匿壕
この特攻艇秘匿壕は丘陵を貫通する形で、前部と後部に出入り口があります。
入口周りの壁面を観察してみると黒くなっています。
米軍による火炎放射攻撃の痕跡と思われます。
✅火炎放射痕
この壕は手掘りの壕で、壁面には掘削痕と思われる穴もあります。
✅壁面
✅前部入口を内部から撮影
✅入口方向から奥側を撮影
入口から後方の入口までは大体20mくらいあります。
前方入口から10m程は地面もある程度均してありますが、後方は均されておらず岩で凸凹しています。
✅前面から後方にかけての地面
✅後方入口から前面部にむけて撮影
また、後方部分が右側に折れて奥行10mほどのスペースがあります。
琉球新報のネット記事によると、この部分は特攻艇の修理スペースと記載があります。
✅後方にあるスペース
✅天井
天井を見てみると、岩が立てかけられたような見た目です。
また、壁面を見ると亀裂が入っています。
✅天井
✅壁面の亀裂
後方の入口は前方入口と比べると雑な造りに感じます。
壕の後方は原野になっています。
✅後方出口
Youtubeの動画も見てもらえると、雰囲気とかより分かると思うんだべ
ポチ太郎