天願橋
今回は沖縄県うるま市天願に残る「天願橋」だべ
今でも橋脚が壊された橋が残ります!
沖縄県うるま市の天願地区には、旧日本軍により破壊された橋が残っています。
「天願橋」と呼ばれるこの橋ですが、現在は新しい天願橋が出来ており「旧天願橋」と言われています。
この橋は1934年に建設されました。
サトウキビや日用品の運搬の際に利用されたり、コンクリート製のモダンな二重橋の造りの美しさから南沖縄八景にも選ばれるなど、すぐに地域に溶け込みました。
その矢先、米軍の沖縄上陸が間近に迫った頃、米軍の北部進軍を少しでも妨害するために旧日本軍は橋を爆破します。
結果、破壊こそできなかったものの「く」の字に折り曲げることができました。
しかし、米軍はブルドーザーを使い橋に盛り土をして進軍していったそうです。
米軍の進軍を止めた期間は3日間と言われています。