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宇品海岸に残る被爆建物「旧広島水上警察署」

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旧広島水上警察署

名称 旧広島水上警察署跡・旧広島港湾事務所跡
住所 〒734-0011
広島県広島市南区宇品海岸3丁目13−33
解説 明治期に建てられた地上2階建の木造建築。
広島水上警察署、宇品警察署として使用されていた。
爆心地から4.6㎞離れており、被爆したが崩壊はしなかった。
難度
A

今回は広島県広島市南区宇品海岸に残る「旧広島水上警察署跡」だべ

ポチ太郎
ポチ太郎
ハチ公
ハチ公

被爆建物ですね!

広島市の南部に広島港があり、そこに明治期に建築された木造の建物があります。
この建物は旧広島水上警察署などと呼ばれます。

広島水上警察署や現:広島南警察署の庁舎として使用されましたが、現在は広島県港湾振興事務所に移管されて新棟ができるまで使用されました。

明治期に建設されたこの建物も、原爆による被害を受けています。
この建物は爆心地から約4.6㎞離れていた為、被爆したものの倒壊には至りませんでした。

古い建物であるので、現在内部に入ることはできなくなっています。

旧広島水上警察署跡・旧広島港湾事務所跡

この建物は、明治42年(1909年)、広島水上警察署として建設されました。
昭和20年(1945年)8月6日、原子爆弾により被爆しましたが、爆心地から4.6km離れていたために倒壊を免れました。
昭和40年(1965年)から広島港湾事務所の事務室として、昭和56年(1981年)から広島港湾事務所の倉庫として利用されてきましたが、平成22年(2010年)からは使用されていません。
平成8年(1996年)、広島市の「被爆建物等登録台帳」に登録され、平成10年(1998年)、広島県教育委員会の「広島の近代化遺産」に掲載されました。
今では、市内に現存する唯一の明治の木造洋風建築であり、歴史的にも建築学的にも価値が高いものです。

案内看板より引用

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ポチ太郎

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