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人間魚雷’’回天’’の島「大津島」

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大津島

名称 大津島
住所 〒745-0057
山口県周南市大津島
解説 第2次世界大戦中の人間魚雷’’回天’’の訓練基地跡,回天神社,回天記念館等がある島。
徳山港よりフェリーでアクセスする。
難度
A

今回は山口県周南市の沖合にある島「大津島」だべ

ポチ太郎
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ハチ公
ハチ公

徳山港からフェリーでアクセスします!

山口県周南市に「大津島」という島があります。
徳山港の南方沖合約10㎞に浮かぶ大津島は、戦時中には人間魚雷回天の訓練基地や関連施設が建設されていました。
現在でも遺構が島内に現存しており、回天の存在を今に伝えています。

大津島へのアクセスはJR徳山駅から徒歩5分ほどにある「徳山港」からフェリーでアクセスします。
2021年2月時点で運賃は720円でした。
チケットは港にある建物内にある券売機で買えます。

フェリー乗り場の近くに「回天1型」のレプリカがあるそうですが、私が行った時は無かったと思います。
フェリーに乗る前か帰る時にでもチェックしてみてくださいね。
ちなみに人間魚雷「回天」には、1型・2型・3型・4型・10型という型式がありました。

周南市や光市は大規模工業地帯なのがフェリーから見ると分かります。

周南市には戦後、出光興産をはじめとした石油関係企業が石油コンビナートを建設しました。
この地は石油とは縁深い場所で、戦前には「海軍煉炭製造所」が建設、後に「徳山海軍燃料廠」となりました。
戦時の空襲によって「徳山海軍燃料廠」は破壊されましたが、戦後でも重化学工業との縁は繋がり続けているのです。

人間魚雷「回天」は太平洋戦争末期に登場した海の特攻兵器です。
魚雷を大型化した見た目で、搭乗員は型式にもよりますが1~2名、炸薬が詰まった回天に乗り込み搭乗員もろとも敵艦船に突っ込む兵器でした。

徳山港からフェリーで約40分で馬島港に到着します。
回天記念館や回天訓練基地跡などの回天関連施設は馬島港からアクセスとなります。

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ポチ太郎

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戦跡と旅行と黒柴が好きな管理人です。
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