豊見城市歴史民俗資料展示室
今回は沖縄県豊見城市伊良波にある「豊見城市歴史民俗資料展示室」だべ
入口に魚雷があります!!
沖縄県豊見城市伊良波に「豊見城市歴史民俗資料展示室」があります。
この資料館は豊見城市内で発見された資料などを展示しています。
展示物は土器などはもちろん、戦時中の資料も展示されています。
まず、展示室入口に市内で発見された魚雷が展示されています。
資料館内には豊見城市の歴史などが解説されている他、発見された資料が展示されています。
豊見城市は沖縄方面根拠地隊により海軍司令部壕が構築されていたこともあり、周辺には海軍関連の壕が多くありました。
沖縄方面根拠地隊は千葉県出身の大田實少将を司令官とした海軍所属の部隊です。
役割としては現在は那覇空港となっている「小禄飛行場」の防衛です。
沖縄方面根拠地隊は海軍所属の部隊ですが、1945年頃の沖縄には戦艦や航空機なども無かったので、陸上戦闘がメインでした。
司令官の大田實少将は、軍人となってから罹った病の影響から若くして陸上戦闘の道へ進み、陸戦の権威とされた人物です。
忠魂碑のレプリカも展示されています。
明治維新以降の戦争や事変に出征して戦死した、地域出身の兵士達の天皇への忠義を讃えるのが「忠魂碑」です。