今日は糸満市にある山3480部隊終焉之地だべ
ポチ太郎
ハチ公
アンティラガマから徒歩1分ほどの場所にあります!!
県道7号線から真壁集落向けに入っていくと山3480部隊終焉之地碑があります。
付近には、アンティラガマやアンガーなどの防空壕が残っています。
山3480部隊 (野砲兵第42連隊) は昭和14年秋関東軍に新設の第24師団の特科連隊として創設され東部ソ連国境近い東安省西東安に駐屯していたが同19年 7月動員下令により出動し南西諸島防衛のため沖縄本島の守備に当たっていた 翌20年 3月末より本島に侵攻した連合軍を迎えて想像を絶するほど激しい弾雨の中で第一線友軍の支援射撃にあるいは対戦車攻撃に威力を発揮し再三その進撃を阻止するなど砲兵の本領そのままに敢闘したのである やがて戦況の悪化に伴い軍命令により島尻南部に後退した部隊はここ真壁を中心に陣地を展開してさらに奮戦するもしだいに弾薬は途絶え死傷者は続出し各隊ごと最後の出撃を決行したがその殆どはこの地一帯で散華したまた輓馬部隊だけに在満時代からの数多くの軍馬も共に戦野を駆けたが日を追って斃れる数を増し戦火の消えたときついに一頭の姿も見ることはなかった
沖縄決戦における我が部隊の戦没者は連隊長西沢勇雄大佐以下2110余名を数えるが部隊に配属された防衛隊員はじめ炊事や看護などに献身的に尽くされ最後は部隊と運命を共にした人や戦火の犠牲となった多くの住民のいたことを忘れることはできない
これらのことが祖国に今日の平和と繁栄をもたらすための礎石となったことを明らかにしとこしえに御霊安らかと念じつつ我が部隊終焉の地にこの碑を建立する