✅チンギスハーン広場
モンゴルの誇り「チンギス・ハーン」と「チンギスハーン広場」
教授に頼みこんで同行させてもらったモンゴル国の話は続きます。
飛行機での北朝鮮の刺客(良い人?)を適当にかわしてウランバートル入りした私は日本とのギャップに驚くばかりです。大きい建物ばかりだけど何だか「都市?」と首をかしげたくなる感じ。近代化の裏にあるのはマンホールの下にすむ子供達の姿。日本ではそうあることではないでしょう。
そんなこんなで訪れたのは、チンギスハーン広場
✅チンギスハーン像
✅スフバートル像
ウランバートルの中心にあるチンギスハーン広場は、日本で言う国会議事堂のようなところで、中央でどっしり座ってるのがチンギスハーンです。このチンギスハーンはモンゴル帝国を作り上げた初代の皇帝で、ユーラシア大陸の群雄割拠で争っていた遊牧民達をまとめ上げて帝国を作り上げました。そのため、今でも遊牧民をはじめとして、モンゴル国の誇りとなっている存在のようです。
このチンギスハーン広場ですが観光名所としての面だけでなく、政府宮殿であったり、オペラ劇場や中央郵便局、銀行に囲まれた場所にありモンゴル国の政府中枢ともいえる場所です。そんな重要な場所に訪れた私は
「やべー、先生~めっちゃデカイっすよ~♪」
と子供のようにはしゃいでいました(これでも大学生です☆)
デカいチンギスハーンにばかり目がいきがちですが、広場の中心には銅像が立っています。その方はスフバートルという革命家です。中国軍に支配されていた外モンゴルで民族独立運動を起こし、その後モンゴル人民共和国が設立されます。チンギスハーン広場も元々は「スフバートル広場」という名前らしいんですが、チンギスハーンが目立ちすぎるのか「チンギスハーン広場」という呼び名が強くなったようです。
この広場では多くの観光客や子供と遊んだり昼寝する人、はたまた結婚式の写真を撮っているなど建国の祖に見守られて思い思いの時間を過ごしていました。
アルヒに飲まれる
チンギスハーン広場を見学した翌日、私と先生たち一行はウランバートルからブルドに向けて出発します。ブルドはウランバートルから見ると古都カラコルムの手前に位置している場所です。ブルドは草原なので町とかではないんですが…
ブルドに向かう道中、たまーーーーーーーーーーーーーにゲル(人が住んでいるテントっぽい建物)があったりします。それ以外は山と草原です。そんな景色が5時間近く続きます。ガタガタの道(モンゴル人から言うと舗装されている)で、距離は280キロあるらしいので仕方ないですね。
そんな道中、退屈かと思いましたがガイドのモンゴル人とアルヒ(モンゴリアンウォッカ)を飲み交わしていたので意外に楽しかった。アルヒは50度ほどなので飲み始めは喉が少しヒリヒリしましたが、それもすぐに慣れてビンと水筒に入っていたのを全部飲んじゃいました笑
「日本人舐めたらあかんばい!」
ってめっちゃ言ってたらしい。記憶無くしてないと思ってたんですがめっちゃ酔ってたんじゃねーか!
そんなこんなでモンゴル旅は続く…