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南風原町字津嘉山にあった「第32軍司令部壕 津嘉山壕」

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第32軍司令部壕 津嘉山壕

名称 第32軍司令部壕 津嘉山壕
住所 〒901-1117
沖縄県島尻郡南風原町字津嘉山
解説 チカシ毛~高津嘉山付近までの丘陵にあったとされる総延長1500m~2000mにもなる防空壕。
首里に司令部が置かれることが決まった為、経理部や法務部が置かれた。
難度
× (正確な場所がわからず)

今回は沖縄県島尻郡南風原町津嘉山にあった「第32軍司令部壕 津嘉山壕」だべ

ポチ太郎
ポチ太郎
ハチ公
ハチ公

今は埋没してます!

南風原町津嘉山に「津嘉山トンネル」があります。
チカシ毛と高津嘉山の2つの丘陵の麓に開通しているトンネルです。

この丘陵の中には「第32軍司令部壕 津嘉山壕」がありました。
津嘉山トンネルが造られる時に、壕の発掘調査が行われており、現在は壕は埋没しているようです。

「第32軍司令部壕 津嘉山壕」は、1944(昭和19)年の夏頃に構築された総延長約1500m~2,000mに及ぶ人工の防空壕です。
壕の構築には、野戦構築部が中心となり、南部住民も徴用して構築しました。

沖縄南部には琉球石灰岩の中に自然壕が多くありますが、土の中に人工的に掘った壕では耐久面や水捌け等の面で問題がありました。
そのため1944年12月には首里城の地下に司令部壕が構築されることが決定します。
残された津嘉山壕には、経理部や法務部等のいくつかの部署が使用しました。

津嘉山トンネル(チカシ毛側)
高津嘉山トンネル(高津嘉山側)
第32軍司令部壕 津嘉山壕 推定図
チカシ毛・高津嘉山遠景
北側から見た丘陵遠景

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ポチ太郎

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