名称 | 有川中将以下将兵自決の壕 | |||
住所 | 〒901-0335 沖縄県糸満市字米須 (Googlemap:26.086488, 127.691513) |
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解説 | 魂魄の塔から2~3分歩くとあるガマ。有川主一少将(死後中将)の自決の地。二つのドリーネで構成される。 | アクセス難度 | ||
A (行きやすい) |
今日は沖縄県糸満市米須にある「有川中将以下将兵自決の壕」だべ
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ポチ太郎
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ハチ公
米須霊域内にあります!
沖縄戦終盤、32軍が南部へ撤退すると南部地域は弾雨が飛び交う激戦地となりました。
特に最南部にある米須や摩文仁は軍民が入り混じり、ガマや壕内でも集団自決が行われました。
戦後、米須地域や周辺で発見された遺骨3万5千余柱を納めたのが米須霊域内にある「魂魄の塔」です。
米須霊域には魂魄の塔の他、いくつかの県の慰霊塔があります。
その慰霊塔群から少し外れた場所に今回の「有川中将以下将兵自決の壕」はあります。
「魂魄の塔」から「島根の塔」へ向かって歩くと奥まで道が続いています。
その道を進んでいくと「有川中将以下将兵自決の壕」、別名「シーガーアブ」があります。
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✅有川中将以下将兵自決の壕
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石第64旅団は沖縄県民の絶大なる協力を得て奮戦力闘したが、武運拙なく将兵は玉砕し旅団長有川主一中将は高級副官竹下勇大尉以下の将兵と共に此の壕で自決した。時に昭和20年 6月21日の未明であった。滋に全国篤志家の賛助を受け記念の碑を建てその偉烈を後世に伝える云爾
昭和56年 6月12日建立 鹿児島県沖縄戦没者慰霊会
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碑の左後ろに壕があります。
柵などがないので注意。
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’’ドリーネ’’という地面が陥没した地形で、底までの高さは約3mほど、直径は7~8mです。
二つのドリーネが通路で繋がれており、内部にはカマドや手榴弾、軍靴などが残されていたそうです。