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宮古島市平良久貝に残る「大浜の特攻艇秘匿壕(陸側)」

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大浜の特攻艇秘匿壕(陸側)

名称 大浜の特攻艇秘匿壕(陸側)
住所 〒906-0000
沖縄県宮古島市
解説 伊良部大橋手前の道路沿いにある人口壕。
「コの字型」や「H型」に掘り込まれており、特攻艇秘匿壕として利用される予定だった。
難度
A

今日は沖縄県宮古島市平良久貝にある「大浜の特攻艇秘匿壕(海側)」だべ
ポチ太郎
ポチ太郎

ハチ公
ハチ公
この付近には特攻艇秘匿壕がいくつも構築されました!

伊良部大橋へ向かう県道352号線の左側、樹木に覆われた丘陵地帯には特攻艇秘匿壕跡が残っています。
この壕は手掘りの壕で、案内看板後ろにある壕は幅・高さ共に約2~3m、奥行は約15m程でした。
現在は樹木に覆われていますが、複数の壕が残っています。
これらの秘匿壕群は「海上挺進第30戦隊」が使用する予定でしたが、奄美近海にて全滅してしまい使用されることはありませんでした。

道路脇に案内看板があります。
看板の後ろに壕があり、この壕はまだ入りやすい壕となっています。

宮古島から伊良部大橋へと繋がる道の左手側に、数多くの壕が残されています。
これらの壕群は、琉球石灰岩を「コの字型」や「H型」に、掘り込んであります。
壕には特攻艇を移動させるためのレールを設置した際の敷石が残っています。
こちらの壕群には「海上挺進第30戦隊」の特攻艇を秘匿する予定でしたが、奄美近海で全滅してしまったため、使用されることなく終戦を迎えました。

✅壕付近遠景

✅案内看板と標柱

後ろの茂みの中に海に向けて壕が開口しています。

✅壕入口

入口の広さは幅2.5m,高さ2~2.5m程もあり、かなり広く感じます。

✅壕内部

壁面は素堀りの人工壕ということもあり粗い仕上がりです。
他の壕の中には自然壕を多少加工したものもあるとのこと。

✅側面にある横穴

壁面には待機所と思われるスペースがありました。
幅・高さ・奥行共には1m前後です。

✅最奥から入口を見る

壕の中心には、特攻艇の台車のためのレールを敷いた痕跡が見れます。

✅最奥から横の壕へ繋がっている

入口から20m程進むと左に壕が折れています。
ここから隣の壕に繋がっています。

隣の壕はレール跡などは残っておらず、最初の壕に比べると土が堆積しています。

✅入口より内部を見る

✅林の向こうは道路

✅道路から見た壕口

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ポチ太郎

ポチ太郎

戦跡と旅行と黒柴が好きな管理人です。
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