名称 | 大浜の特攻艇秘匿壕群 | |||
住所 | 〒906-0000 沖縄県宮古島市平良久貝387 |
|||
解説 | 伊良部大橋手前に現存している人口壕。 「コの字型」や「H型」に掘り込まれており、特攻艇秘匿壕として利用される予定だった。 |
難度 | ||
A |
✅大浜の特攻艇秘匿壕


ポチ太郎
今日は沖縄県宮古島市平良久貝にある「大浜の特攻艇秘匿壕」だべ

ハチ公
伊良部大橋手前にあります!
宮古島の隣には伊良部島という島があります。
この島同士は「伊良部大橋」という連絡橋がかかっており、車で行き来することができます。

ハチ公
伊良部大橋は無料で渡れる橋では日本一の長さです!
宮古島から伊良部大橋に向かう道路沿いに旧陸軍の特攻艇秘匿壕となる予定だった壕が残っています。
宮古島市でも案内板が整備され、「大浜の特攻艇秘匿壕」と表記されています。
宮古島から伊良部島へ向かう県道252線、橋手前の左側は樹木に覆われた丘陵のようになっています。
草木に隠れていますが注意深く見てみると壕が確認できます。
✅木々に覆われる壕群

✅看板横を覗いてみると…


壕の間口は幅2~3m・高さ2~2.5m程、最奥までは15mくらいです。
✅壕内

✅壕内の敷石跡

壕内は緩やかな下り坂で、特攻艇を移動させるためのレールを設置した際の敷石が残ります。
現在は周辺が整備されていますが、かつては壕口近くまで海水が迫る場所でした。
予定では「海上挺進隊第30戦隊」の特攻艇秘匿壕として利用される予定でしたが、奄美付近にて全滅したために使用されることなく終戦となりました。
✅壕内にあるスペース


壕内には人一人が入れるくらいの横穴が開いています。
✅最奥で左に折れます


壕はコの字型になっています。



こちら側にもレールの敷石跡が残る。
✅外から見た壕口

何も言われなければ気づかないでしょう。
通りには地域の人が植えたのであろう花が咲いています。

コメント
コメントはありません。