黒しばわんこの戦跡ガイド

76年前の火炎放射の痕跡残る「アンティラガマ(真壁千人壕)」

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アンティラガマ

名称 アンティラガマ,アンディラガマ
住所 〒901-0336
沖縄県糸満市字真壁
(Googlemap:26.106628, 127.692706)
解説 萬華之塔から小道を進んだ所にある大型の自然壕。
沖縄戦時には軍⺠雑居の状態で、地域の避難⺠や敗残兵が⼊壕していた。
日本兵が民間人や負傷兵を危険な⼊り口付近へ追いやったり、泣く子供を敵兵に見つかるからと絞殺したとの証言もある。
⽶軍の攻撃を受けた際には⼊り口付近にいた負傷兵は全滅した。
難度
B (足元が悪い場所あり)



今日は沖縄県糸満市真壁にある「アンティラガマ」だべ
ポチ太郎
ポチ太郎

ハチ公
ハチ公
「真壁千人壕」って言われるくらい広いんですよね!

沖縄県糸満市の県道7号線、真壁公園の近くにあるガマが「アンティラガマ」です。
沖縄戦時には地域住民や南部撤退してくる日本兵の避難壕となりました。
このガマについては以前の記事にも書きましたので、そちらもご覧ください。

以前の記事はガマの概要に触れる程度でしたが、今回は内部の火炎放射痕などを見ていきます。
この壕には南部へ敗走してきた日本兵がおりましたが、この壕の近くには「独立重砲兵第百大隊鎮魂碑」「砲兵山吹之塔(野戦重砲兵第一連隊)」「野砲兵第42大隊終焉の地碑」があるのでその関係の日本兵がいたと予想できます。

アンティラガマには「萬華之塔」右横にある道を進んでいくと壕口前にたどり着きます。
壕の大きさは約200m超、その大きさから多くの避難民が入ることができたことから「千人壕」という別称もあるようです。

✅アンティラガマ壕口

✅壕口付近

水が滴ってる場所が多く、滑りやすいので注意だべ
ポチ太郎
ポチ太郎

壕口から緩い下り坂になっています。
入口近辺は大岩が多く、岩の部分は滴る水で滑りやすくなっています。
坂を下り終えると広場があり、中央にある岩の上に遺品と思われる茶碗の欠片などがまとめてあります。

✅まとめられた茶碗の欠片等

この付近で周りを見てみると、明らかに黒くなっている部分が見受けられます。
この黒い部分は敵軍の火炎放射器によって付着した煤です。

✅広場付近の壁面

✅広場から入口を撮影

入ってすぐの場所ですが、入口からの光は殆ど入りません。
更に奥に続いていますが、懐中電灯などが無いと進むのは無理です。
戦中には殆ど光が無い中、この洞窟で生活していたと思うと恐ろしくなります。

広場の奥に更に奥へ進める道があります。
これまでの広大な広場に比べると、道幅は人一人がやっと通れる程、高さも少々屈んだり、かなり腰を落とさないと進めないくらいの狭さになります。

腰を落とし、人一人がやっとの道を進むと10m程でちょっとしたスペースがありました。
ここでは普通に立つこともできるし、3~4人くらいは待機できそうな広さがあります。

✅さらに進むと…

✅連なる鍾乳石

更に進むと本格的に狭くなります。
天井からの鍾乳石も迫り、道というより穴を抜けるといった方が正しい気がします。
この穴を抜けると広いスペースに抜けられます。

✅穴

✅穴を抜けると…

穴を抜けると広いスペースがあります。
この辺になるとコウモリが確認できました。
コウモリは詳しくないですが、オキナワコキクガシラコウモリかな?

あと、確認できた生物にゴキブリがいました。
チャバネみたいな見た目で結構な数がいます。
コウモリの糞とか食べて生きてるんでしょうか。

✅まるでダンジョンのよう

ここまでくると、道らしい道は無いので行ける所を探して進んでみます。
所々、黒くなっている鍾乳石がありますが、自然にできた模様なのか煤なのかもわかりません。

わりと平坦な広場に出ました。
周りを見てみると、一段低い部分にもちょっとしたスペースが確認できます。
地面は基本的に湿っていて、触れば泥なのか生物の糞なのか分からないのが付着します。
湿度もかなり高いです。

懐中電灯を集光して先を照らすと、まだまだ先があるように見えます。
進もうかと少し進んでみたら、通路にゴキブリさんが大量に集まってたので平穏に暮らすゴキブリさんに悪いので止めました。
かなり奥まで来てしまいましたが、一人なので何かあったら詰むので引き返します。

ハチ公
ハチ公
大量のゴキブリさんにビビっただけじゃないですか?

君のような勘のいい犬は嫌いだよ
ポチ太郎
ポチ太郎

入口に戻ってくるまで10分かからないくらいでした。
汗なのか浮遊してた水分なのか服がびちょびちょになっていました。

✅関連書籍

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ポチ太郎

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戦跡と旅行と黒柴が好きな管理人です。
2020年4月から月・水・金の更新を目指します。 [詳細]

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