黒しばわんこの戦跡ガイド

戦争期の航空機の種類

calendar

✅同じようで違う航空機





ホームページ作成サービス Z.com Studio


旧日本軍で使用されていた航空機は、’’攻撃機’’・’’爆撃機’’・’’戦闘機’’などに分けられます。同じ航空機といってもそれぞれに得意不得意があり、それぞれの目的に合わせた設計と運用がされていました。

 海軍においては、空母に搭載した機体は「艦上」、陸上基地で運用した機体は「陸上」という名称が名前の頭に付けられています。

✅攻撃機

魚雷や爆弾で敵艦船や陸上施設を攻撃する機体で、太平洋戦争の頃には魚雷攻撃をメインに海軍が運用していました。海軍の運用する機体においては、空母に搭載する機体を「艦上攻撃機」と称し、陸上基地で運用する攻撃機は「陸上攻撃機」と呼びました。それぞれ「艦攻」と「陸攻」と略す場合もあります。陸軍は攻撃機の運用はありませんでしたが、爆撃機の飛龍は魚雷による雷撃能力も持っていました。

海軍による運用

流星と晴嵐は魚雷攻撃・急降下爆撃兼用機です。

九七式艦上攻撃機

九七式艦上攻撃機

wikipediaより

天山

天山

wikipediaより

✅爆撃機

陸海軍で爆弾投下攻撃に用いられました。地上基地などに絨毯爆撃(無差別に一地域全体に爆弾を落とすこと)を行う大型の重爆撃機の他、機体を目標に向けて急降下させると同時に爆弾を切り離すことで誤差が少なくピンポイントで目標に爆弾を当てることができる急降下爆撃などがあります。この急降下爆撃が考えられるまでは’’水平爆撃’’(航空機を普通に操縦しながら爆弾を投下すること。急降下爆撃に比べると水平飛行しながらの投下であるため誤差が大きい)が普通であった。

陸軍の運用
九九式双発軽爆撃機(爆撃機)
九九式襲撃機(爆撃機)
百式重爆撃機 呑龍(爆撃機)
キ66試作急降下爆撃機(爆撃機)
四式重爆撃機 飛龍(爆撃機)
キ71試作偵察襲撃機(爆撃機)
キ74試作遠距離偵察爆撃機(爆撃機)
キ91試作遠距離爆撃機(爆撃機)
キ93試作地上襲撃機(爆撃機)
キ112試作重爆撃機(爆撃機)-計画中止
キ119試作戦闘爆撃機(戦闘爆撃機)
キ174試作軽爆撃機(爆撃機)-計画のみ
キ201試作戦闘爆撃機 火龍(戦闘爆撃機)-計画のみ
キ115 特殊攻撃機「剣」(特殊攻撃機)

海軍の運用
流星(艦上攻撃機)
九九式艦上爆撃機(艦上爆撃機)

彗星(艦上爆撃機)
銀河(陸上爆撃機)
晴嵐(水上攻撃機)
明星(練習用爆撃機)
富嶽(爆撃機)-計画中止(陸海軍共同)

四式重爆撃機

四式重爆撃機

wikipediaより

九九式艦上爆撃機

九九式艦上爆撃機

wikipediaより

✅戦闘機

味方の攻撃機隊や爆撃機隊を掩護して、向かってくる敵戦闘機を爆破したり、逆に敵の雷爆撃機隊を攻撃するための機体です。戦争末期には特攻にも使われましたが、基本的に戦う相手は敵軍の航空機であり空中戦が主となります。

陸軍の運用
キ43 一式戦闘機「隼」
キ44 二式単座戦闘機「鍾馗」
キ45改 二式複座戦闘機「屠龍」
キ61 三式戦闘機「飛燕」
キ84 四式戦闘機「疾風」
キ100 五式戦闘機


零式艦上戦闘機

零式艦上戦闘機

wikipediaより

紫電改

紫電改

wikipediaより

数々の戦闘機を生み出した「中島飛行機」 →

零戦の生みの親「堀越二郎」 →


↓↓↓ポチッ!!っとしていただけたらもっと頑張ります!↓↓↓↓
にほんブログ村 旅行ブログへ

にほんブログ村 歴史ブログ 戦争遺産へ

この記事をシェアする

ポチ太郎

ポチ太郎

戦跡と旅行と黒柴が好きな管理人です。
博物館・資料館好きが高じて、国家資格の学芸員を取得しました🐶✨
ブログとYoutubeチャンネル「ゆっくりポチ太郎」を運営しています🐶♪ [詳細]

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。