名称 | ハマグヮー(浜小) | |||
住所 | 沖縄県中頭郡読谷村 | |||
解説 | 残波岬公園の崖下にある洞窟。 沖縄戦時には住民の避難壕として利用されていた。 干潮時しか行けない。 |
難度 | ||
D (危険) |
✅ハマグヮー
読谷村の残波岬は公園として整備されており、広い敷地に遊歩道が敷いてあります。
公園東側部分の遊歩道の脇から崖下へ続く獣道があります。
その崖下にあるのがハマグヮー(浜小)で、戦時中は避難壕として利用されました。
このハマグヮー付近は艦砲射撃などがなく、米兵による投降勧告の声だけが響いていたといいます。
当時は敵兵に捕まると惨いことをされると教えられていたので、避難民らは投降に躊躇しましたが最後には投降勧告に応じています。
✅ハマグヮーへの入口
残波岬公園東側の遊歩道の脇に草の分け目があります。
腰を屈めないと進めないような道です。
2分ほど草を分け入ると背の低い草のみになります。
足元には岩も増えてきます。
✅だんだん足元が悪くなる
視界には海が広がってきます。
そして道は崖を下るように続いています。
ロープは容易されていますがとても危険です。
案の定、島草履で来てしまったことを少し後悔。
✅崖下から崖上を撮影
露出している岩肌は鋭利なので転んで頭をぶつけたら大変です。
というか、転んだら滑落します。
3分くらいかけてゆっくりと崖を下ると崖下に到着しました。
崖上を見てみると岩に横穴があいています。
銃眼として使えそうなくらい横一線になっています。
このガマは調べてみても殆ど情報が無いので、日本軍が使用したかどうかは謎です。
✅崖にあいた切れ目
崖上を見ながら歩いているとすぐに海岸に到着しました。
ゴミなどもそこまでなく、いかに人が来ない場所かどうかが分かります。
✅海岸に到着
岩の先はすぐに海が広がり、タイドプールが出来ています。
このガマは満潮時には水没するため、干潮時しかアクセスできないとのことです。
✅すぐ先は海
入口は大きいのが2つあるようです。
✅ハマグヮー
このガマは天井の高さが5m程にも及ぶ場所もある大きなガマのようです。
現在はもちろん大丈夫ですが、かつては避難民の便が壁にこびりついて酷い悪臭がしていたそうです。