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周南市大津島に残る「整備工場入口の門柱」

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整備工場入口の門柱

名称 整備工場入口の門柱
住所 〒745-0057
山口県周南市大津島(大津島公園内)
解説 現在の大津島公園のある場所は、戦中には水上偵察機の整備工場があって門柱が現在でも残っている。 難度
A

今回は山口県周南市の大津島に残る「整備工場の門柱」だべ

ポチ太郎
ポチ太郎
ハチ公
ハチ公

大津島には回天の施設だけでなく、水上偵察機の施設も少しありました!

山口県周南市の徳山港の南、約10㎞に位置する大津島
「天を回らし、戦局を逆転させる」…そう願われ命名された人間魚雷「回天」の訓練基地が設置され、その先駆けとなった島です。

回天記念館の最寄港「馬島港」より徒歩数分にある「大津島公園」内に当時の施設の門柱が残されています。

この門柱付近には「水上偵察機」の整備場や格納庫がありました。
水上偵察機とは飛行機の下部にフロートがついており、海面に着水できるようにされた飛行機です。

高さは大体2.5m程

「回天」をはじめとした軍の情報は機密情報でした。
そのため、整備工場の周囲には高さ約2.3mの板塀が張り巡らされ、島民から見えないようにされていました。
門柱の横部分にその痕跡が残されています。

大津島における水上偵察機の役割は、魚雷試験場時代には試験中の93式酸素魚雷を追跡することなどに使用されていました。
回天の訓練基地などが出来てからは、人員輸送などの基地運営に寄与していました。

単葉機と複葉機の2種類の機種が大津島には配備されていたようです。

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ポチ太郎

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