鵲森宮の「傷ついた狛犬」
名称 | 鵲森宮,森之宮神社 | |||
住所 | 〒540-0003 大阪府大阪市中央区森ノ宮中央1丁目14−2 |
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解説 | 鵲森宮(カササギモリノミヤ)や森ノ宮神社と呼ばれる寺院。 建立には聖徳太子が関連したとされる。 大阪城の南に位置し、戦時中は大阪砲兵工廠から近かったことから空襲被害を幾度となく受けている。 狛犬の台座に戦争の痕跡が残る。 |
難度 | ||
A |
今日は大阪府大阪市中央区にある「鵲森宮の傷ついた狛犬」だべ
ポチ太郎
ハチ公
大阪城の近くにあります!
大阪城のすぐ南側に「森ノ宮神社」という神社があります。
鵲森宮(カササギモリノミヤ)とも呼ばれ、創建には聖徳太子も関わっているといわれ、元四天王寺ともいわれるようです。
そんな歴史ある神社の狛犬に大阪空襲の傷跡が残っています。
戦時中、大阪城近辺には大阪砲兵工廠などの軍の施設が集まっていました。
そのため、必然的に敵の空襲のターゲットになります。
その結果、大阪城からほど近い森ノ宮神社も空襲被害を受けることになりました。
✅森ノ宮神社の鳥居
森ノ宮神社の入口。
立派な鳥居がありますが、空襲の際にこの鳥居が倒れてしまったそうです。
✅森ノ宮神社
空襲では狛犬と鳥居が残りましたが、狛犬の台座に残る傷は空襲による傷とされます。
現在では補修されていますが、補修痕を見ると空襲の激しさが分かります。
✅狛犬
元々この神社の狛犬は青銅製でしたが、戦時中の「金属類回収令」によって回収されてしまい現在の狛犬となりました