名称 | 新壕(ミーゴウ) | |||
住所 | 〒902-0071 沖縄県那覇市繁多川4丁目6−56 |
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解説 | 那覇市繁多川の住宅街内の林に残っている自然壕。 警察署職員や官選知事「島田叡」も一時この壕へ入っていたとされる。 現在は壕には網がかけられており、周辺にゴミが多く見られる。 |
難度 | ||
B (分かりにくい) |
✅新壕
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今日は沖縄県那覇市繁多川にある「新壕」だべ
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ポチ太郎
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ハチ公
住宅街の中にあるガマですね!
首里城から南、金城ダムの西側付近に「繁多川」という地区があります。
主に住宅街となっている繁多川にも防空壕が残っています。
繁多川の住宅街の中に林となっている場所があり、この中に「新壕(ミーゴウ)」というガマがあります。
目印として大きな亀甲墓があり、その裏側辺りにあります。
戦中、たまたま発見された自然壕でした。
その後、手を加えられ100mほどの広さとなった壕は真和志村の住民ら約150名の避難壕として利用されます。
他にも現:那覇市真地の識名霊園内にある「県庁・警察庁壕(シッポウジヌガマ)」にいたとされる警察署職員や、沖縄県最期の官選知事であった「島田叡」もこの壕に滞在していたとされます。
その後に訪れた日本軍によって住民追い出しがあったようです。
✅林への入口
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住宅街の中の林を見てみると、一部草が分け入られた轍があります。
腰丈くらいのコンクリート塀を乗り越え、この轍を進むとすぐに「新壕」へたどり着きます。
場所さえ分かればかなりアクセスしやすいガマです。
しかし、林の中にあるのでハブには注意。
✅新壕
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周囲にはやたらゴミが散乱しています。
ガマには内部を調査するためなのか脚立がかけられています。
✅ガマ内部
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脚立を見ると分かるように、壕入り口から3~4m程縦に降ります。
内部は鍾乳洞らしく石柱などがあるようです。
新壕/沖縄洞窟探検(外部サイト)