今回は「明治三十七年従軍記章」についてだべ
ポチ太郎
ハチ公
従軍した人が貰える物ですね!!
「従軍記章」は戦争に従軍した者が貰うことができる勲章だべ。前線で戦ったかどうかでなく、後方で作戦をたてたり、負傷兵の看護などで従軍した民間人も対象とされたんだべ
ポチ太郎
ハチ公
本人が戦死した時は貰えないんですか??
その時は親族に渡されたようだべ。だけど、従軍記章を身に着けて使用できるのは本人のみで、親族や子孫には効果はなかったんだべ
ポチ太郎
ハチ公
授与証書も一緒に貰うから、バレちゃうんですね!!
「明治三十七・八年従軍記章」は日露戦争に参加した者が贈られたべ
ポチ太郎
ハチ公
日露戦争は1904~1905年の出来事ですね!!
デザインを見てみるべ。陸軍連隊旗と海軍軍艦旗が交差されて、その上に天皇・皇室を表す「菊紋」が描かれているべ。下部に描かれてるのは「桐紋」で、現在でも日本国政府の紋章とされたり、身近なところだと500円玉にも描かれているべ
ポチ太郎
ハチ公
3cmほどの中に色々な情報が込められているんですね!!
裏側のデザインを見てみるべ。中央には「楯」が描かれ「明治三十七八年戦役」と記してあるべ。周りにある草は月桂樹と戦捷草。戦捷草は「ナツメヤシ」のことで、「戦捷(センショウ)」は戦いに勝つことの意味だべ
ポチ太郎
ハチ公
ナツメヤシは戦捷木とも呼ばれるみたいですね!!
「従軍記章」と書いてあるんだべ
ポチ太郎