秋風台の壕
名称 | 秋風台の壕,メーバルガマ | |||
住所 | 〒901-0314 沖縄県糸満市座波 |
|||
解説 | 座波に放置されており、入口は崩落して狭くなっている。 沖縄県の最後の官選知事の「島田叡」と警察部長の「新井退造」が一時滞在したとされる。 |
難度 | ||
A |
沖縄県糸満市内に「座波」という地区があります。
住宅が立ち並ぶ場所が殆どですが、畑や手付かずの自然あふれる場所もあります。
座波地区の南部、報得川近くに「秋風台の壕」があります。
この壕は「メーバルガマ」とも呼ばれるようです。
「秋風台の壕」は県道7号線から行くのが分かりやすいです。
✅華守之塔
県道7号線から小道に入ると「華守之塔」があります。
座波近辺にて見つかった遺骨560柱を納骨した慰霊塔で、1965年には那覇市識名にある中央納骨堂に転骨されています。
命名は塔が出来た当時の兼城中学校校長の安仁屋政栄氏によります。
華守之塔に背を向けて歩いていくとビニールハウスがあり、ハウス横に更に道が続いていきます。
ハウス横を進んでいくと緩やかな下り坂のS字カーブとなり、その先に「秋風台の壕」があります。
坂を下っていくと右側に壕口が開口しています。
✅秋風台の壕
壕口は殆ど塞がっており、腹這いになっても入るのは厳しそうです。
✅壕口
✅壕内
この壕は沖縄県最後の官選知事「島田叡」が立ち寄ったとされます。
軍の南部撤退に伴って、県庁も様々な場所を転々としながら県庁としての仕事を行います。
島田叡が立ち寄ったとされる場所は、那覇市繁多川の新壕、那覇市真地にある「県庁・警察部壕(シッポウジヌガマ)」、東風平の「野戦重砲兵第1連隊壕」、現:糸満市大里の「大城森の壕」、糸満市伊敷の「轟の壕」とされています。
この「秋風台の壕」には「野戦重砲兵第1連隊壕」の次に来たようですが、雨による浸水から数日しか滞在しなかったようです。
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folder 戦争遺跡・歴史
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ポチ太郎
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