名称 | チカジクガマ,サキタリガマ | |||
住所 | 〒901-0301 沖縄県糸満市字阿波根1406−118 (Googlemap:26.150324, 127.681859)付近 |
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解説 | 阿波根の住宅街にある公園の一角にある。 チカジクガマともサキタリガマとも呼ばれる。 入口は鉄柵で閉ざされているので中には入れない。 |
難度 | ||
A (行きやすい) |
今日は沖縄県糸満市阿波根にあるチカジクガマだべ

ポチ太郎

ハチ公
酒が造られていたからサキタリガマとも呼ばれます!!
糸満市阿波根の住宅街の中にチカジクガマ(サキタリガマ)があります。
公園の一角に入口があり、鉄柵で入口は塞がれているので中に入ることはできません。
チカジクガマから北側の丘陵地にあるお墓の中には「富嶽山陣地壕」も現存しています。

チカジクガマ(サキタリガマ)
このガマは自然洞穴で、総延長が訳200mもあります。戦前にガマで酒がつくられていたことから、「サキタリガマ」とも呼ばれています。沖縄戦当時(1945年)、ガマには阿波根の住民や他地域からの避難民などが数百人が避難していました。また、5月末頃には那覇警察署長以下の警察官数十人が那覇市からこのガマに移動してきましたが、米軍の接近により、警察官の大部分は更に南へ移動しました。阿波根の住民や避難民の多くは、逃げ出さずにガマの中に隠れていました。やがて、この周辺に米軍が陣地を構え、6月11日にはガマを発見されてしまいました。「出てこい、出てこい」「洞窟を爆破するぞ!」という呼びかけがあり、実際にガス弾を投げ込んできました。そのため人々はガマを出ることを決断し、米軍の保護下に入りました。沖縄戦の間このガマに隠れていたことと、無抵抗で米軍に保護されたことから、避難していた人々のほとんどが無事に生き延びることができました。
案内板より引用

住宅街の一角にチカジクガマはあります。
案内板と沖縄の住宅で見かける魔除け「ヒンプン」のような石塀、そして現在は壕口はフェンスで塞がれています。

200mもあるガマなので、入り口から中を見ても暗く奥は見えません。
ガマの中には酒を造っていた名残であるのか酒を置く棚などがあるそうです。
高さは2m、幅は3mもあるとのこと。
