
源為朝上陸記念碑
今回は今帰仁村上運天に建つ「源為朝公上陸之趾」だべ


平安時代の源氏の人ですね!!
沖縄県の今帰仁村上運天の丘の上に「源為朝公上陸之趾」という記念碑が建っています。
源為朝は平安時代の武将で、源氏の人物です。
有名な源頼朝や源義経からすると叔父にあたる人物です。
源為朝は保元物語という書物で多く語られています。
それによれば身長2mを超える巨体かつ気性も荒く、また剛弓の名手とされています。
しかし、その有り余る才能が父親に持て余されてしまい、生涯の内に何度か九州や伊豆大島などに島流しにされています。
沖縄県に訪れてたのは伊豆大島へいた時とされており、日本本土に帰ろうとした際に嵐に巻き込まれ漂流した末に沖縄にたどり着いたとされます。

沖縄における源為朝は、現地の人と子供を作りましたが後に日本本土へ帰っていきました。



大正11年(1922)、「国頭郡教育部会」により建立されました。
石碑の揮毫(字を書いた人)は日露戦争においてバルチック艦隊を倒した連合艦隊の司令長官「東郷平八郎」です。


石碑のを見てみると大きく損傷しています。
これは沖縄戦での空襲による損傷とされているようです。


