垣花陣地壕
今回は沖縄県那覇市山下町に残る「垣花陣地壕」だべ
所在地は那覇市金城かも!?
ちょうど間くらいなんです!
那覇西高校と奥武山公園の間に「がじゃんびら公園」という東西にのびる細長い公園があります。
園内は坂道や階段が多く、ウォーキングに利用している方が多い場所です。
「がじゃんびら」というのは奥武山公園付近の「垣花」から、自衛隊の駐屯地である「安次嶺」付近まで続いている坂の名称で、「がじゃん」は蚊、「びら」は坂の方言です。
がじゃんびら公園の西の端には、円形の広場があります。
かつて、この広場には日本陸軍の「独立高射砲第27大隊」が使用していた高射砲が据えられていました。
また、丘陵内には先の戦争中に使用された陣地壕も残されています。
道の無いジャングルの中にかつての陣地壕が開口しています。
入口前には碑が建立されています。
匍匐前進でギリギリ進める隙間を進みます。
3~4mほど匍匐前進すると手掘りの壕が広がります。
多くの場所に水が溜まっているのが分かります。
「統制陶器」は、政府が管理された陶器号です。
有名どころの窯元をはじめ、この陶器に書かれた「統制番号」を見ると製造場所が分かるようにされました。