石垣市真栄里にある「平喜名の壕(三連結壕)」

左に折れると真っ暗なので懐中電灯が無いと探索不可能です。
約60ｍ~70mくらい直進します。

途中、壁面が凸凹しています。
これは補強用の木材などを付けていた跡で「部材痕」と呼ぶようです。

進んでいくとまた左に道が折れます。
その先に出口が見えてきます。

大きい落石も転がっています。
当たったら助からないと思います。

自然壕からコンクリートで補強した部分に入ります。
コンクリート部分は大体15mくらいとあまり長くありません。

出口手前辺りに「碍子」がまとめられています。
碍子は電線に流れる電気が地面に逃げないように絶縁するための器具で、この壕にはかつては電線が張られていたようで、コンクリート壁面をみると電線を取り付けていたであろう窪みが確認できます。