小波津陣地壕
今回は沖縄県の西原町小波津に残る「小波津陣地壕」だべ
お墓の中にあるんですね!
沖縄県の西原町小波津周辺は小高い丘陵がいくつもあります。
戦中、これらの丘陵を使用して日本軍は人工壕をいくつも構築していきました。
その中の一つに「小波津陣地壕」があります。
県道の脇に開口した壕口は、南向けに一ヵ所の開口部があります。
U字型の構造をしており、かつては2ヵ所の壕口がありましたが現在は崩落により塞がってしまっています。
壕の入り口には左右に柱が建っており、高さは約1m・幅は1.5m程となっています。
壁面を見てみると、坑木を差し込んでいた痕跡が残ってボコボコしています。
10・10空襲の後に住民を徴用して掘られ、西原に駐屯した部隊の野戦砲陣地として使われていました。