首里城にトーチカ跡のような物があるべ
ポチ太郎
戦中、首里城には第32軍の司令部が置かれており、その防衛のためのトーチカ跡が現在も残っています。
守礼門をくぐった先のT字路を右に直進し、道路と突き当たった場所にあります。
場所的にはちょうど「西のアザナ」という展望台の下あたりになります。
現在、コンクリートの台座のような物が道路脇に残っていて、何も言わなければベンチ代わりに使われてしまいそうです。
本来よりも土で埋まってしまっているので、覆い隠している土を払えば入り口らしき大きめの穴もあるとのこと。
外側表面を見てみると、弾痕のような跡もしっかり残っています。(一枚目の画像中心部分)
金網が張られている部分が銃眼のように思えますが、道路を建設する際にトーチカの一部が削られたという話もあるので、一概に金網部分が銃眼とは言えないようです。
首里城の地下には司令部壕が張り巡らされていたので、このトーチカも壕に繋がっていたのでしょうか...