ロッキークラッグス
今回は沖縄県中頭郡西原町千原に残る「ロッキークラッグス」だべ
元々はイシグスクってグスク跡です!!
西原町の琉球大学西側約300メートルの場所に「イシグスク」というグスク跡があります。
イシグスクは南側にある棚原グスクの出城と考えられている史跡です。
そんな史跡でも沖縄戦中は激戦地となっていました。
イシグスクは日本軍呼称は「142高地」、米軍呼称は「ロッキークラッグス(Rocky Crags)」でした。
この場所で戦ったのは日本陸軍の第32軍隷下の第62師団歩兵第63旅団独立歩兵第12大隊と独立歩兵第14大隊、第24師団から転属されていた歩兵第22連隊第2大隊でした。
対して米軍は第7師団です。
日米の戦闘は米軍上陸から約一週間ほどの4月10日から4月22日頃まで続きました。
最後は米軍側の火焔戦車・榴弾砲・擲弾筒・手榴弾などの豊富な重火器により日本軍は掃討され、ロッキークラッグスは占領されてしまいました。