黒しばわんこの戦跡ガイド

宜野湾市真志喜にあった「85高地」

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85高地

名称 85高地,カクタスリッジ
住所

〒901-2225
沖縄県宜野湾市真志喜1丁目24

解説 沖縄戦序盤において独立歩兵第13大隊第3中隊・第4中隊が守備した陣地 難度
A

今回は沖縄県宜野湾市真志喜に残る「85高地」だべ

ポチ太郎
ポチ太郎
ハチ公
ハチ公

米軍からはカクタスリッジと呼ばれました!!

1945年4月1日、米軍が沖縄本島に上陸し沖縄での地上戦がスタートしました。
賀谷支隊による遅滞戦闘によって、本島中南部に構築した日本軍主陣地帯へ米軍を誘導、4月5日頃から前進陣地において戦闘が始まりました。

現在の沖縄県宜野湾市にある嘉数高台公園北側付近に85高地がありました。
海抜が85mであることから日本軍は85高地、米軍側からはカクタスリッジと呼称されます。
今は普天間飛行場となってしまい、実際に足を踏み入れることはできなくなっています。
また飛行場建設時に土砂が切り崩されているので、今と昔の85高地は変化しています。

85高地(遠景)

85高地でも4月5日頃から戦闘が開始されました。
この地を守備していたのは原宗辰大佐率いる独立歩兵第13大隊第3中隊・第4中隊で、米軍の戦車攻撃を受けつつも善戦します。
しかしながら、7日の夜には陣地の保守が不可能と判断し、残存兵は南側の嘉数高地まで撤退していきます。

以降、地獄とも称される嘉数高地の戦いが巻き起こっていきます。

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