吉原機関銃陣地壕
今回は沖縄県中頭郡北谷町吉原に残る「機関銃陣地壕」だべ
北谷町の山中に残っています!!
沖縄県中頭郡北谷町吉原の山中に構築壕が残っています。
壕までは急斜面となっており、這い上がるように壕口にアクセスします。
この壕は「機関銃陣地壕」とされています。
沖縄戦の時、この周辺には独立混成第44旅団隷下の独立混成第15連隊第3機関銃中隊が配備されており、そのこともあって当時を知る人は「機関銃陣地壕」と呼んだようです。
斜面を登ると壕口が見えてきます。
壕内は高さもあり、立ち上がって歩くことが出来ます。
米軍上陸以前の余裕があった時期に構築されたのかもしれません。
壕口Aから入壕すると、すぐに小部屋があります。
小部屋の広さは5m×2mほどの広さがあり、骨壺や厨子甕が置いてあります。
壁面には坑木跡が残っています。
壕口Bへ向かいます。
壕口Cへ向かいます。
この周辺の地層は砂岩と泥岩の混合層とのことです。
石灰岩に比べると砂岩や泥岩は脆いので、坑木跡が多いのも分かります。
壕口Cは崖の中に開口されており、アメリカンビレッジやアラハビーチなどが見えます。
すぐ隣にある壕口Dへ向かいます。
壕口Dは天井が崩落したのか、土砂が流れ込んだのか急斜面になっています。
壕口から外を見てみますが、草木が繁茂しすぎて何も見えませんでした。
壕口Dから降りる際にハブを発見しました。
ハブを見つけた時は静かに離れましょう!