黒しばわんこの戦跡ガイド

浦添市の伊祖城跡に残る「弾痕」と「タコツボ」

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名称 伊祖城跡の「弾痕」と「タコツボ」
住所 〒901-2132
沖縄県浦添市伊祖3丁目47−11
解説 伊祖按司が住んでいた場所で、現在は公園として整備されている。
切石積みと野面積みの石垣によって丘陵が囲まれるように設置されている。
頂上に伊祖神社があり、鳥居には沖縄戦の際についた弾痕が見られる他、タコツボも見られる。
独歩二十一大隊第三中隊終焉之地」も園内に建立している。
難度
A(行きやすい)

✅伊祖城跡



ポチ太郎
今日は沖縄県浦添市にある「伊祖城跡」だべ

ハチ公
浦添市は激戦地だっただけに戦跡が多いです!

沖縄戦における浦添市内の戦いは嘉数高地(嘉数高台公園)前田高地(浦添ようどれ)での戦いが知られています。
浦添市の位置が沖縄に上陸して南進する米軍と首里司令部を守る日本軍が丁度ぶつかり合う位置であり、丘陵地帯であることからお互い奪取するために激戦が起こりました。
そのうちの浦添ようどれのある浦添大公園とは国道330号線を挟んで西側にある「伊祖城公園」にも弾痕を見ることができます。

伊祖城は1420年代から約450年の間に存在していた琉球王国の時代に存在した城です。
王国成立以前の本島各地には「按司(アジ)」と呼ばれる権力者がおり、それぞれの領土に「城(グスク)」を建てて住んでいました。
その按司達を統一したのが「尚巴志(ショウハシ)」であり、琉球王国に代々続く尚家の始まりとなります。

✅伊祖神社の鳥居

伊祖城公園へは県道251号線(パイプライン通り)からアクセスするのが行きやすいです。
公園には駐車場も整備されています。
目的地の伊祖神社は丘のてっぺんにあります。

ポチ太郎
階段を登るので歩きやすい靴推奨だべ

城址公園ということもあり、琉球石灰岩を利用した石垣が各所に見られます。
風雨に曝されているので露出部分が多いのでかなり歩きにくく、尖っている岩もあるので注意して歩きましょう。

✅弾痕

鳥居をよく見てみると削れている部分があります。
この部分が沖縄戦によってできた弾痕です。

✅伊祖神社

守り神がいました。
この付近に住んでいる猫さんのようです。

✅社殿の先へ進む

社殿の横を通って奥へ進むと高台になっています。

 

360度見渡すことができます。

 

✅タコツボ

高台への階段横に「タコツボ」があります。
タコツボは人一人が入るくらいの穴で、穴の中に身を隠しながら銃を撃つ掩壕です。
伊祖城のタコツボは風化が進んで穴の深さなどは分かりませんが、岩で囲んであることが分かります。

✅謎のメッセージが…

よくわからない謎のメッセージがありました。

✅独歩21大隊第3中隊終焉之地

駐車場から丘を挟んで反対側部分に「独歩二十一大隊第三中隊終焉之地」の碑が建っています。

名称 独歩二十一大隊第三中隊終焉之地
住所 〒901-2132
沖縄県浦添市伊祖3丁目48
解説 昭和14年2月、中国河南省にて創設された部隊で、昭和19年8月19日に沖縄本島に上陸し沖縄防衛に携わりました。
1945年4月1日に上陸した米軍とは4月19日に戦闘を行いました。
第3中隊で約300名の命を落として終焉の地となりました。
難度
A(行きやすい)

✅関連書籍

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ポチ太郎

ポチ太郎

戦跡と旅行と黒柴が好きな管理人です。
2020年4月から月・水・金の更新を目指します。 [詳細]