アイテムポケットの壕
今回は沖縄県浦添市城間に残る「アイテムポケットの壕」だべ
渓谷の中にあります!!
沖縄本島に上陸後、4月20日頃に南下してきた米軍と日本軍の第62師団隷下の部隊との戦闘が城間にて始まりました。
城間は平地である’’ライスフィールド’’から南下すると切り立った崖と渓谷地帯に収束します。
日本軍は崖上と渓谷地帯の中に陣地を構築し、平野部を進んでくる米軍に銃撃・迫撃砲・機関銃にて攻撃しました。
地形を上手く利用した日本軍でしたが次第に包囲され、約一週間ほど抵抗しましたが日本側陣地は占領されました。
この周辺の地形を「アイテムポケット」と米軍は呼称したので、「アイテムポケットの戦い」と呼ばれます。
渓谷の中には日本軍が構築したと思われる壕が残されています。
現在は3つの壕を確認しています。
壕①は5m程の通路と支線にて構成されています。
高さ及び幅は共に狭く、立ち上がることも出来ず、人がすれ違うことも困難です。
次に②と③の壕です。
この二つの壕は同じような形状をしています。