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南城市佐敷新里に残る「海軍給水タンク」

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海軍給水タンク

名称 海軍給水タンク/
住所 沖縄県南城市佐敷新里
解説 日清戦争期に造られたレンガ製給水タンク。
馬天港に建設された「中城湾需品支庫」に水道管を繋ぎ、水を配水していた場所。
難度
B

今回は沖縄県南城市佐敷新里に残る「海軍給水タンク」だべ

ポチ太郎
ポチ太郎
ハチ公
ハチ公

住宅街の中にあります!!

沖縄県南城市佐敷新里の住宅街の中に日本海軍が構築した給水タンクが残されています。
住宅街といっても、住宅街の中の深い林の中にあります。

海軍給水タンク

ほぼ正方形の形状をしており、一辺の長さは約2.6m程もあります。
煉瓦を積み重ねて作られ、内部にはモルタルが塗られています。

内部にはモルタルが塗られています。
取水用のパイプや水が増えすぎた時用の排水穴が上部に見える。

海軍給水タンクが作られたのは1890年代とされています。
このタンクの近くにある馬天港は、かつては日本海軍の軍港でした。
タンクに溜まった水は馬天の軍港に送水され、停泊している艦船に積み込まれていきました。

タンク上部

取水用パイプ跡

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ポチ太郎

ポチ太郎

戦跡と旅行と黒柴が好きな管理人です。
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