
棚原グスク竪穴の壕
今回は沖縄県中頭郡西原町棚原に残る「棚原グスク竪穴の壕」だべ


棚原グスクのお墓群の中にあります!!
沖縄県の西原町棚原に「棚原グスク」という城跡があります。
棚原グスクは14世紀~15世紀に存在した城跡で、石灰岩の丘陵上に所在しています。
戦中、この棚原の地は戦場となっており、丘陵内には日本軍の陣地壕跡が残っています。
棚原丘陵北側のお墓群から壕にアクセスします。
お墓の一角に切通しがあり、岩の間を進んでいくと壕に到達します。
また、棚原グスクに向かう獣道を少し外れ進んでいくと、こちらからでも壕前へ到達できます。



2m程の段差がある。
壕入口には2m程の高低差があります。
また、見上げてみると天窓のように穴があいています。
棚原グスク近くの林に穴があいていますが、草木で分かり辛くなっているので危険です。

3mほどの高さがある。


穴の大きさは直径1mくらい。


壁面が黒ずんでいるのは、米軍の火炎放射痕か?

所々に明り置きと思われる窪みが掘られている。





かつてはここにも壕口があったようです。

その下の穴は高さ約4mの縦穴で、下部の壕に続いている。


ほぼ直角で、穴は大人1人がやっと通れる狭さ。

下の壕は水は溜まっていないようだ。


ほとんど屈まないで進める高さがある。




棚原グスク周辺の獣道の脇に、縦穴を降りた先である下側の壕と思われる場所を見つけました。
しかしながら壕口は崩落しており、匍匐前進でも厳しい上に内部に水没が見られました。


水が溜まっています。
