ジーブーアブ
今回は沖縄県南城市に残る「ジーブーアブ」だべ
大きい自然洞窟です!!
沖縄県南城市の沖縄刑務所近くに自然洞窟「ジーブーアブ」があります。
沖縄戦中には住民の避難壕となった他、海上挺進基地第2大隊から編成された「独立第2大隊」の救護班が使用したとされています。
海上挺進基地大隊は「陸軍海上挺進戦隊」の後方支援を行う部隊です。
陸軍海上挺進戦隊は、小型戦闘舟艇「四式肉薄攻撃艇(マルレ)」で戦闘する部隊です。
舟には爆雷が積載されることもあり、敵艦船に攻撃艇ごと突っ込んで舟と運命を共にすることもあったようです。
いくつかの陸軍海上挺進戦隊をとりまとめていたのが「海上挺進基地大隊」でした。
沖縄刑務所の隣、道路沿いに自然壕が開口しています。
外見でも落石が多いので入らない方がいいです。
「アブ」というのは縦穴の洞窟を差す方言です。
横穴を示す「ガマ」に比べ耳にすることは少ないですが、沖縄県内には無名ながらも多くのアブが存在しています。